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暴力を伴うしつけのリスク

子どものしつけに暴力は不要

根本的にしつけと暴力は相関関係にはありません。
少なくとも幼少期のお子さんに関しては、行動や行為の危険性や反社会性を加味しても暴力行為は悪手です。
なぜなら判断能力が未成熟な間は、叩かれた衝撃によって叩かれた事実と自身の行動の因果関係を結び付けて考えることができず、叩かれたという事実のみが顕著に記憶されるためです。

ここで重要となるのがお子さんの諭し方です。
一定以上の年齢のお子さんは、物事について興味を持ち始めます。
多くの場合お子さんの「なぜ」という質問の意図は物事の結果ではなく目的に主眼が置かれていますが、これに気付かず結果のみを教えて話題を打ち切ってしまうことは往々にしてあります。
しかし、これではお子さんの「なぜ」に対する回答足り得ません。

つまり、お子さんへのしつけとは、「なぜ」の部分をはっきりさせてから諭すことであり、「なぜ」その行為がいけないのかをはっきりとさせることがミソなのです。

暴力によるしつけは身につかない

全く叩くことなくしつけることは理想的なのですが、育児する側の負担やストレスを鑑みれば実現性に欠けます。
かといって、暴力を伴うしつけは推奨できません。

暴力によるしつけにも一定の効果は見込めますが、それはその行動や行為を反省したのではなく、暴力に対する忌避感に由来するため、危機回避を目的とするのであればともかく、しつけ本来の目的であるこどもの社会性や生活能力の下地を作る上では全く役にたたないためです。
同じお子さんのことを思ってのしつけであれば、なぜその行動ないし行為を行ってはならないのかを諭す方が、建設的でしょう。

全く叩くなとは言えませんが、暴力をしつけとして正当化することなく、なぜ叩いたのかを説明するなどのフォローが必要となることを考えれば、できる限り暴力を伴わないしつけの方が結果的に、ご両親にとってもお子さんにとってもベターなのではないでしょうか。


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