しつけと暴力は違う?正しいしつけの仕方

育児におけるしつけに関する情報を提供しております

しつけに対する心構え

しつけはお子さんの社会性や生活能力を養う上で不可欠な行為です。 しつけという言葉には暴力のイメージが付きまといがちですが、必ずしも暴力がしつけに必要となる訳ではありません。 しつけにおいて重要なファクターを把握することで、今後の育児にお役立てください。

「怒る」と「叱る」は似て非なるもの

子どもの「しつけ」の目的は、将来子どもが、社会生活を営むための下地作りです。
基本的な生活能力や社会を主としたコミュニティにおける価値観を養うために「しつけ」は不可欠であり、ご両親の義務と言っても過言ではありません。

しかし、昨今は少子高齢化による家族形態が変化し、親御さんからの補助やアドバイスを受けにくい環境にある上に、「しつけ」という言葉が子どもに対する虐待動機の代名詞と化している側面もあり、お子さんの居られる方々の「しつけ」に対する悩みは根深いものと思われます。
お子さんへのしつけにお悩みの方に特にご理解いただきたいことは、「しつけ」はステレオタイプの良い子を量産するためのメソッドでも、お子さんをご自身の思い通りに育てるための行為でもないという点です。
育児ノイローゼや産後うつの一因として、お子さんの成長や発育を周囲の子どもと比べて気にし過ぎることを挙られるのですが、ご両親がお子さんの成長・発育を注視するのは当然のこととはいえ、こどもの成長や発育の過程には個人差や環境差が複雑に絡み合っているため、一律の成長はあり得ませんし、「しつけ」はお子さんに強制的な成長をもたらすものでもありません。

「しつけ」はお子さんの成長段階に合わせて行うべきであることを踏まえた上で、子どものために行う行為であることをしっかりと認識しておくことが必要です。
現在お子さんがおられる方や、将来お子さんを望まれる方は、「しつけ」について一度じっくりと考えてみることをお勧めいたします。

暴力を伴うしつけのリスク

お子さんへのしつけにおいて、暴力行為はメリットとデメリットのバランスが極めて悪い行為で、そのデメリットの大きさを考えれば、しつけとしての機能性に全く期待が持てません。 暴力行為がしつけにとってマイナスにしかならないことをご理解いただければ、お子さんとのよりよい関係の構築にもお役立ていただけるでしょう。

自主性の尊重と放任を混同することなかれ

暴力によるしつけはしつけとは言えませんが、叱らなかったり、放任したりすることは、お子さんの自主性の尊重などではなく、しつけの放棄に他なりません。 しつけはお子さんが、社会に出るための素養を育む重要なものであることをご両親に把握して頂くことは、お子さんが社会に適応するために必要なことなのです。

TOPへ戻る